先日、うちのPSP4台のうち2台が立て続けに壊れました。
いずれも1000です。
1つはアナログパッドの左方向が反応しなくなってしまい、
「中古のわりに持ったほうかな…仕方ない。初代の黒引っ張りだすか…」
と思ったら初代の黒は電源がつかなくなっていた…orz
PSPハックはブリックの危険性と隣り合わせですが、まさか放置している間に壊れやがるとは…
しかも長年愛用してたTOOLバッテリまで充電不良で壊れてやがる…!
そんなわけで今回は、パンドラバッテリ作成を含めたPSP1000の復旧方法を紹介します。
※パンドラバッテリというのはジグキックバッテリ+MMSの総称です。
最近はジグキック単体のことをパンドラというのが一般化している?ようですが当サイトでは分けています。
詳しくはこちら→PSPハック概要
ちなみにアナログパッドの故障も直りました。
XMBの設定→本体設定→本体情報の画面でぐりぐり回すとパッドの設定が初期化されるって初めて知った…
皆様も「故障かな?」と思ったらお試しあれ。
用意するもの
・正常に動作するCFW導入済みPSP1000
検証はCFW5.50prometheus v3
・USBケーブル
・純正バッテリ
・メモリースティック256MB以上、4GB以下
MMS作成用↓
・Rain's UltraLite MMS Maker for 5.00 M33-4 v1.2
・OFW 5.00のアップデートファイル
まずはTOOLバッテリのかわりとなるジグキックバッテリの作成をします。
バッテリは75%以上充電しておきましょう。
リカバリモードをたちあげ、「Advansed」を選んで×ボタン。
「Make Pandora Battery」を選んで×ボタン。
※「Make Normal Battery」でジグキック化したバッテリを通常バッテリに戻せます。
「>Making Pandora Battery...OK!」と出たら成功。数秒で終わります。
次に、MMS(マジックメモリースティック)を作成します。
①PSPでメモステをフォーマット
XMB設定⇒メモリースティックのフォーマット
(※中のデータは消去されるので、PC等に移しておきましょう)
フォーマットが完了したら、パソコンとUSB接続しましょう。
②RainsUltraLiteMMSの準備
RainsUltraLiteMMSをDLし、解凍します。
中身はこんな感じ↓
OFW5.00の「EBOOT.PBP」を、「500.PBP」にリネームしたら、
「RainsUltraLiteMMS.exe」と同じフォルダフォルダに入れます。
③RainsUltraLiteMMS.exe起動
「RainsUltraLiteMMS.exe」をダブルクリックで起動
④「Drive Letter」を選択
マイコンピュータ等から、PSPのドライブ名をチェックし、
「Drive Letter」で該当のアルファベットを選択します。
⑤作成
「Make MMS」をクリック。
「Make MMS is Finished」と表示されたら完了です。
復旧作業開始
①ブリックしたPSPに、MMSを入れます
②Lボタンを押しながらジグキックバッテリを装着します
自動で電源が入り、メニューが表示されます。
・Install 5.00 M33→ CFW5.00M33-4をインストール
・Install 5.00 OFW→ 公式FW5.00をインストール
・NAND operations→ NAND のバックアップorリストア
・Hardware Info→ 本体情報を表示
・Test M33→ メモリースティックから5.00M33-4を起動
・Shutdown→ PSPの電源を切ります
・Reboot Device→ PSPを再起動
③「Install 5.00 M33」を選択し、×ボタン。
④インストールが終了したら、○ボタン
インストールが終了するとこんな画面になりますので、○ボタンでシャットダウンします。
MMSとジグキックバッテリを取りはずし、通常のノーマルバッテリを装着しましょう。
⑤電源オン!
白っぽい画面になっているかと思います。
日時設定画面になっていますが、とりあえず無視して×ボタン。
まずは設定を変えましょう。
System Settings⇒Restore Default Settings
×ボタンで決定です。
初期出荷状態になりますので、決定ボタンが通常どおり○ボタンになります。
本体情報が「5.00M33-4」になっていれば成功。
6.38ME-v3導入方法
※5.50GENと5.50Prometheusはversion.txtを書き換える必要があるそうです。
6.20PRO-B4以下と6.35PRO-B4以下は導入不可。B5にアプデしてからなら導入可能のようです。
※非対策基板用のCFWなので、対策基板の2000・3000・goでは導入不可です。
用意するもの
・CFW6.38 ME v3
・OFW6.38アップデートファイル
もしくはLAN接続環境。
※アップデートファイルを保存していない場合、
PSPのLAN接続環境があればアップデートの際にインストールしてくれます。
あらかじめ設定しておくか、アップデート中に指示画面がでるのでそれに従って接続設定を行ってください。
「release638me3.zip」をDLし、解凍します。
出てきた「UPDATE」フォルダを、メモステの「PSP」→「GAME」フォルダに入れます。
OFW6.38の「EBOOT.PBP」を、「638.PBP」にリネームしたら、
これも同じ「UPDATE」フォルダに入れます。
※プラグインは無効にしておきましょう。
万が一互換性のないプラグインを有効にしていると、
アップデート完了後にXMBにいけないことがあるみたいです。
XMBのゲームカテゴリから「PSPアップデートver6.38」を起動。
公式FWを入れていない場合、↑こんな画面になりますので、×ボタン。
ネット接続設定をしていない場合は、接続設定画面に移ります。
↑公式FWのダウンロードをしている画面です。
100%になるまでまったり待ちましょう。
↑こんな画面になったら、×ボタン。
あとは画面の指示どおりに設定を行ってください。
設定→本体設定→本体情報が「6.38 ME-3」になっていれば完了です。