今回はあんまり見てなかったですね…。
7月からのアニメをぜんぜんチェックしていなかったのもありますが…
シャングリ・ラ
今期の
ダークホースでした。個人的に。
まったくノーマークだったのに一番ハマってしまった。
いやーおもしろかったよ!
主人公の國子は、最初はつかみにくいキャラだったけど、
ストーリーが進むうちに割とすんなり馴染んできたので好感触。
CVの高橋美佳子がさわやかに好演していたのも大きい。
ただまぁ、個人的にオカルトものがキライなので、そのへんで非常に萎えました。
なんかぜんぜん関係ないのに無理やりオカルトもってきたり、テキトーにつなげたりするのが心底キライなんですよね。
だから、ラスト3話くらいはほんっとーにゲンナリしました!
オカルトさえなければ良作!で終わってたと思うのですが。
だって、ぶっちゃけオカルトの要素なくっても、いけたと思うんだよね。
必要性を微塵も感じない。
ヒミコ?はぁ?ナニソレwwww
って感じで…。
好みの問題だとは思うんですけどねぇ。私はマジムリでした。
(原作を知らないからなんともいえないですけどね;)
あの人があのコに銃向けたり、あの人たちがあの女に銃向けたり、ちょいちょい
「おぉーーー!!」って盛り上がりかけるんだけど、結果的に
ズコーッってなったり、脚本も演出もなんだかなぁ・・・っていう。
ラストスパートで思いっきりコケた感じがする。
普通に爽快アクションアニメでまとめても良かったんじゃないのかなぁ。
イケメン(?)4人衆がアニメのオリジナルキャラっていうのは驚きでした。
旬な人気声優で固めてきてるあたりあざといです。
あざとついでに、もっとはっきり
イケメン!って言えるビジュアルにしても良かったような気がする。
あと、もっとストーリーに絡ませてくれりゃあいいのに…
シオン以外の名前を最後まで覚えられず、「もじゃもじゃ」「キタロー」「かりあげ兄さん」で終わっちゃったなぁ~と。
まぁ、むりやり異母姉弟ネタとかで絡ませてきましたけど、もちっと演出面がんばってくれ。
あと音楽が非常に良かったですね。
プラネテスやコードギアスでおなじみの黒石ひとみさんです。
世界観や雰囲気を盛り上げるような曲と、人物の心情を演出するような曲で、だいぶ印象が違ったんですが、ちぐはぐな感じにならなかったのがすごい。
ハヤテのごとく!セカンドシーズン
正直、
微妙でした。
何が微妙かって、
第一期に比べて。
朝の時間帯から深夜枠に移って、露骨にやヴぁいネタもってくるかと思いきや、
ヤヴァイネタは極端に減り、(ピー音なくなってるじゃねぇか!)
エロ系だけがごくわずかに増えた。(でも朝でもやってたしあんま変わらん)
そしてアニメオリジナル要素をガンガン入れてきた一期に対し、
原作の話だけしかやらなかったニ期…
決して、悪くはなかった。
ただ、フツーのアニメに成り下がっちまったな…とは、思う。
日曜朝からピー音連発、見せられないよモザイク、はれぶたコンビ(ナベシン・浦沢義雄)招いてのはちゃめちゃ内輪ネタギャグ…
これらがあったからこそ、このアニメにはまったというのに!
だから原作の展開が好きな人には良かったんじゃないかな。
かなり忠実にアニメ化されてたし。
忠実度でいったらかなりの高得点だったんでは?
私みたいに一期のアニメからはまった人には物足りなかっただろうけど。
ただ一個解せないのが、ナギが初めて電車に乗るシーンって、アニメ一期ですでにやっちゃってるんだよね。
アニメ一期では西沢さんと2人でね。
原作・アニメニ期では西沢弟と2人でね。
だから、アニメでは
2回「初めての電車」を体験してるんだよねナギは。
ここから推察するに、アニメ一期と二期では時間軸が違う、つまりはパラレルワールドであると!
そう思えば・・・…ニ期の出来も、
まぁいいよ…許すよ…
って感じになるんで丁度いいんじゃぁないでしょうか!(投)
あと、人気キャラ投票1位だからって、ヒナギク贔屓が露骨でうんざりしたな。
原作の贔屓が露骨っていうか、
露骨に贔屓した直後でのアンケート集計で1位でしたっていうヤラセ感満々も痛々しかったけど、エンディング歌わせたり、アルバムまで出したり、
跡部のアルバムが出たとき以来の衝撃だよ!むしろ跡部を超えたよ!
(跡部=テニプリの主人公、ではなくそのライバル高の一つの部長)
以下、愚痴っぽい内容
そもそも原作の方向性自体がおかしくなってるから、仕方がないのかもしれない。
超科学(牧村さん関係)とか妖怪(伊澄さん関係)とかオカルト(神父)とか、この辺からどうにも雲行きは十分おかしかったんだけど、宇宙人出てきた時点でもうネタ切れかよ、とね。
たいして面白くもないSF要素まで入れなきゃ連載続けられないのか…
「なんでもアリな世界」を構築するまえに、こうも色々やられると、迷走してるようにしか見えないのだが。
タイムトラベルやタイムパラドックスネタにしても、ギャグでやるならギャグで貫き通せばいいのに、変にシリアスに逃げるのは、それが畑くんのコメディ作家としての限界だということなんだろうか。
個人的にオカルト入ると一気に萎えるんで、せめてギャグ一直線にして欲しかったわぁ。
そもそもラブコメっていうか、恋愛要素が加味されたギャグマンガって位置じゃなかったのか。違ったのか。
こんな露骨なギャルゲみたいな話だったっけ?
DSの最初のヤツは、いい感じにギャルゲを皮肉った内容で面白かったけど、今作るとしたらガチなギャルゲになりそう。
まぁ、こういう内容のほうが人気が取れるし、売れるってことなんだろうな…
「セカンドシーズンも一区切り」みたいなこと言ってるから、3期なりOVAなりでまだアニメやりそうですが、
原作はどんなに迷走してもいいから、アニメだけは一期の頃のような作りに戻してほしいな。。
東のエデン
「続きは劇場で!」商法にがっかり。
面白かっただけに、一気にテンション下がりました!!
深夜帯の新規アニメの続編が劇場版って…すごい時代になったもんだ。
TVでちゃんと完結したうえでの続編ならまだしも、
2クール枠が取れず終いでの、「続きは劇場で!」ですからね。
つか、全 部 劇 場 版 で や れ よ
総集編も劇場で流すらしいけど、、
普通にOVAとかで良かったよ…。
面白かったけど、劇場行ってまで見たい作品ではなかったな。
まぁ、面白いことには本当に面白かったんですよ。
見た目のイメージから、ただの恋愛ものかと思ってたけど、
意外にも
現代スペクタクル巨編っぽくて。
若者群像劇と
サスペンス要素と、
変なギャグが上手いこと折り重なってて。
ただ、1クールで終わったので巨編になりそこねた感はある。
あれだけ広げた風呂敷を、劇場版の枠だけで回収できるとも思えないので、ダイジェスト的な感じになっちゃうのかなぁ、と思うと残念でならない。
テレビシリーズは、かなり緻密に丁寧に描いていたので、あのクオリティを2クール分保てていれば、かなりの名作になったと思う。
そしてその上での劇場版なら大歓迎だったんですけどね。
劇場版が決定して、こんなにも残念な気持ちになったのは初めてかもしれない。
まぁ、観るまえからぐちぐち言っても仕様がないんだけど、
それでもこういう「やり方」が気に食わないので、DVDでてからレンタルで観るかな…
戦国BASARA
ゲームは未プレイです。
意外と面白かったなー、って感じです。
ただ、戦闘シーンとかは
ゲーム画面のほうが迫力あったんだろーなーとか思うと、
なんだかなぁとも思う。
すでに2期が決まっているとはいえ、たった1クールで終わったのも
なんだかなぁと思う。
基本的にはっちゃけた舞台設定と、はっちゃけたキャラクターで、ドンパチお祭り騒ぎ的なアニメだったので、たまにお涙頂戴的な話とか演出とか入ってくると、ものすごい勢いでしらける。
最後まではっちゃけた雰囲気で貫いちゃえばいいのに。
そもそもキャラクターの脚色がハンパないですからね。
前田慶次とかホントは40のオッサンだっていうし(当時は齢50で天寿をまっとうすると言われてた時代です)
まぁ、そんなことはどうでもいい。問題は
本田忠勝だ。
アレ、「本田忠勝」という名のガ○ダムじゃん!むっちゃガ○ダムじゃん!
やい!カプコン!
戦国BASARA自体、コーエーの無双シリーズもろパクリで「劣化無双」と言われてるくせに、
バンダイのガ○ダムまでパクるとはどういう了見だ!
でもまぁ、案外おもしろかったから2期にも期待。
忘念のザムド
正直、私がPS3買ったのはコレ目的っていうのもあったんですよ…。
まぁ結局DLする前に地上波放送決定したんで、被害はなかったけど……
それにしても、
「PS3オンリー!!ボンズの新作『忘念のザムド』が観れるのはPS3だけ!」って散々言っておいて、これはあまりにあんまりじゃぁないんですか。
とはいっても、地上波でタダで観れるのはいいことだ。
そんな訳で、地上波でタダで観させてもらいましたけど、面白かったです。
キャストはボンズ常連が目立ちましたね。
ハガレンのホークアイ新旧キャストがイガイガした関係だったのには、なんともいえずモヤモヤしましたが。
ヒロインのハルがねぇ、、ハルがほんっとーにイイコでした。
私が折笠さんの大ファンっていうのもあるけど、それにつけても可愛かった…
折笠富美子さん=最終兵器彼女のちせ、デジモンテイマーズのルキ、ガンダムSEED・Dのメイリン、あやかし妖士のアトル、新ハガレンのホークアイ、宇宙のステルヴィアのやよい、銀魂の九兵衛など
全体的には、
スケールだけはでかそうなんだけど、ストーリー的にはせせこましいって感じでしたね。
やってることが細々してるっていうか。
映像や演出のスケールはでかいんだけど、肝心のストーリーはなんとも…
なんか二、三言で片付けられちゃいそうなくらい、中身がうすかったような。
詰まってることには詰まってるんだけど、あまり前面に出てこなかったような。
簡単に言うと「印象に残らなかった」。
中途半端に戦争モノやるよりは、良いと思うんですけどね。
もちっと軸になる本筋のストーリーがあっても良かったんじゃないかな。
なんてゆうか、
本来「閑話休題」でやるような話を延々繋いでみました。って感じ。
「忘念のザムドってどういう話?」って聞かれると、非常に困る感じ?
心で感じ、考える物語(公式キャッチコピー)としか言いようがないような。
ただ、別につまんないっていうんじゃないですよ。
すっごいおもしろい!ってわけでもないけど。
だからといって凡作ってわけでもないし、名作とか良作とかいうほどでもない。
つまるところは、
心で感じて考えてくださいってアニメなので、観る人によって印象がだいぶ変わりそう。
キャラクターの造形描写は誰もかれも素晴らしかったですけどね。
しかし、ヒロインの一人であるはずのナキアミはなんともまぁ…
扱いが…微妙な感じがしたんですけどどうでしょう。
正直私は、ハルはずっと片思いのままで、くっつくとすればナキアミのほうだと思ってたので、予想外な展開でした。
あと
ヤンゴは正直いらなかったと思うんだよね。
ナキアミとの絡みで何を表現をしたかったのか、意図がわからん。
少年との触れ合いでナキアミに何か劇的に変化があって…ならわかるんだけど、結果的には別にヤンゴがいようがいなかろうが、結末は変わらないんじゃね?と思うと…、なにか違う方法でもちっとヒューチャーしてあげても良かったんじゃね?っていうか。
アイツ結局泣き叫んでただけじゃね?みたいな。
まぁ、ヤンゴに限らず、そういう
ストーリー上いなくても別段困らない・蛇足的なエピソードはいっぱいありましたけどね、これら全部削っていったら1クールで足りるんじゃないのかなぁ。
そうすると作品コンセプト的には別方向へ行っちゃうんだろうけど。
たぶん、あくまで「人物そのものの描写」をメインにしてるので。
あと音楽、良かったですね。
初代ハガレンや、PS2「ICO」などを担当していた大島ミチルさんです。
ボーイソプラノもってくるあたり小憎らしいですね!
スタイリッシュかつ、壮大な感じで、作品世界と非常にマッチしてました。
むしろ音楽効果によって、
このアニメの作品性というのがダイレクトに伝わってきた、って感じです。
PR